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家族でいく現代の阿房列車 Stories of "Aho" Railfan from Tokyo
鉄道は、たくさんの人たちをつないでくれる「道」だと思います。 This is a blog about railways in Japan and around the world by an enthusiast.
The memory of Limited Express Azusa 特急あずさ号の思い出
中央本線の特急あずさ号は、都会を出て山の方に旅したいとき、何度となくお世話になった列車です。
いまの新型車両も良いですが、思い出が深いのはやはり、学生時代に初めてあずさ号に乗ったとき走っていた183(189)系の車両です。国鉄時代から活躍し、歳(製造年)も自分と同じくらいのベテランで、重々しいモーター音を響かせながら山間を走っていました。

Limited Express "Azusa" of Chuo line is a memorable train to me.
It travels from Tokyo to the mountain region of Nagano which is a nice holiday destination with beautiful nature.
I like classical JNR series 183 (189) in particular, because it is the train which I rode for the first time to go to Matsumoto when I was a young student.  

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そんな昔のあずさ号ですが、息子の友人から、かつての車両を保存し営業している「夢ハウスあずさ号」という場所が上田市にあるとの情報を耳にし、家族旅行のとき立ち寄ってみました。

なんと建物の中に、先頭車両が丸ごと保存されていました。運転室に入ったり、自動ドアの開け閉め、車内放送までさせてもらうことができました。私は子供たちよりも張り切ってしまい、あずさ号の停まる駅をついつい全部、放送しそうになりましたが、さすがに「お父さん、そのへんで」と言われてしまったのでした。

The cars were abolished long ago, but I heard from a friend of my son that one of them is preserved and used as a guesthouse.   It is named "Yume (Dream) house Azusa" and I once went there with my family.  The car is stored in a house and the guest can enter the drivers cab, operate the automatic door and make a train announcement.  

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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行

子どもとの鉄道議論 Enjoying discussion with my son
子どもが大きくなると、難しいことを聞かれることもありますね。
「なんで国鉄って、今はなくなったの?」 
「お金が儲からなかったからじゃないかな」 
「混んでいる山手線とかは?」
 「でも、たとえばローカル線は人があまり乗らないよ。また今よりも、昔は自動車を持つ人も少なく、飛行機も不便だったからね」 
「でも、国鉄の車両はまだ残っているんだね。185系、キハ40系とか」 
結局は車両のことが、気になるのでしょうか? 父の趣味である国鉄型車両での小さな旅に、付き合ってもらったときの会話でした。

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My son has grown up and he often ask me difficult questions. 
'Why was Japan National Railways (JNR) disappeared and privatised?' I told him about the financial difficulty of JNR.  But he responded that Yamanote line or Shinkansen carry many people and look profitable, so I explained about the deficit in the lines of rural areas.  Besides, I pointed out the inefficiency of public organisation and effect of motorization and airlines.    
It is stimulative to have such discussion with my son.

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テーマ:子供の成長 - ジャンル:育児

鉄道博物館 Railway Museum
妻子と私の3人で、大宮(埼玉県)の鉄道博物館に出かけた思い出です。
もう10年くらい経ってしまいました。こちらに親子でお出かけした人は結構、多いのではないでしょうか。

鉄博には、子どもたちとこれまで、何回訪れたことでしょうか。2022年はちょうど、1872年(明治5)に開通した日本の鉄道150周年の特別展もあるようで、久しぶりにまた、行ってみたくなりました!

A Railway Museum in Omiya, Saitama is a good place both for railfans and family.  There are many historical cars from the very first steam locomotive of Japanese railways in 1872 helped by United Kingdom, Shinkansen series 0 in 1964, and many JGR as well as JNR trains.    



鉄道好きの息子は、前の晩から「はくぶつかん」を楽しみにして、自分の小さなリュックに荷物を詰めたり、興奮気味でした。

「新幹線&鉄道博物館きっぷ」は、鉄道博物館の入場券と大宮までの乗車券に加え、東京~大宮の新幹線自由席にも乗れるおトクなきっぷです。

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東京駅から新幹線に揺られて大宮へ到着。新交通システム「ニューシャトル」にひと駅乗ると、博物館に着きます。

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鉄道博物館は広く、吹き抜けのフロアに国鉄時代の歴史的な車両が並ぶ様は圧巻でした。在来線特急「とき」のボンネット車両に入れば、国鉄型の青い座席が並び、長年の乗客の人いきれが染みついたような古い車両独特の匂いに、旅をしている気分になります。

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往年の名寝台特急「あさかぜ」、オレンジ一色の昭和の中央線国電、ニス塗りの木の床を持つ旧型国電、戦前の特急「つばめ」の1等展望車、C57蒸気機関車・・・。

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たくさんの車両の合間を縫い、3歳の息子は興奮して走り回りました。彼は広いフロアをいったい、何周駆け回ったことでしょうか。

お昼はレストラン「日本食堂」で、息子は新幹線型のお皿に乗ったお子様ランチを平らげた後、午後は屋外のミニ列車を体験しました。豆列車ながら、ガタンガタンというレールの響き、マスコンハンドルの操作、速度制限など、ちょっとした運転士さんの気分が味わえます。

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最後に大鉄道模型では、JRの主な列車が紹介され、おなじみ「鉄道唱歌」のチャイムのアナウンスで締めとなりました。 

この博物館は、鉄道マニアの心を追求した「鉄道界のディズニーランド」と言えるのではないかと思いました。すっかり遊び疲れて満足した息子は、ベビーカーですやすや眠ってしまい、ゆっくり帰ることができました。



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テーマ:ちょっとおでかけ - ジャンル:旅行

電車の三重立体交差を子どもと楽しむ(東急下神明駅)
3つの鉄道路線が1か所でまじわっているところは、とても珍しいのではないでしょうか。

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東急大井町線の下神明駅では、一番高いところを東海道新幹線が走っていき、2段目が東急大井町線で、下神明という駅があります。

さらに地上もJR横須賀線(品鶴線)が通っていて、これらの線を、電車がいつも行ったり来たりしている場所です。

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先日、子どもとこの場所を、大井町線の電車の先頭部から見ていました。

「3つの線の立体交差って日本でもたぶんここだけじゃないのかな」
「なかなか新幹線とか、来ないね」
「3つ同時だったらすごいね、1日に1回くらいあるのかな」
「3つの線が停まっちゃったら、同時に見れるんじゃないかな」

子どもならではの視点(もしそんなことになったら、大人は電車の運休とかで大混乱…?)に「なるほど」、と気づかされたのでした!

三重の立体、プラレールとかで組んでしまったりする人もいるのでしょうか?

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テーマ:ちょっとおでかけ - ジャンル:旅行

花月園前(横浜市)の日本一長い踏切
横浜市の鶴見にある花月園前踏切は、異説もあるようですが、日本で最も長い踏切と言われています。横須賀線・湘南新宿ライン、京浜東北線、東海道本線、高島貨物線、京浜急行の5路線があり、それぞれが複線なので、合計で10本もの線路があります。
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この踏切は、京浜急行の花月園前駅という、普通列車しか停まらない駅のすぐ隣にあります。この場所自体はわりと地味な街ですが、東京と横浜を結ぶ重要幹線上にあるので、通過する電車の本数は非常に多いです。週末の昼間でも平均して1分に1本以上、平日のラッシュ時ならさらにその倍くらいの電車が通るという、究極の「開かずの踏切」です。通勤電車だけでなく、特急「成田エクスプレス」「スーパービュー踊り子」や、珍しい貨物列車なども通るので、鉄道好きには見飽きない場所です。
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端から端まで歩いて渡るだけで、1分近くかかると思います。頻繁に列車が来るので、渡っている間に警報機が鳴りだすことも珍しくありません。子どもと一緒に歩いていると、やや緊張しますね。走ったりできない小さい子どもやお年寄りなどには、難しい場所でしょう。趣味的に面白い踏切ではありますが、事故やトラブルも結構起きているようで、地元の人たちの不満は大きいかもしれません。並行して立体交差の歩道橋もあり、踏切はそう遠くない将来、廃止されてしまう気がします。
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このやや北にある総持寺踏切は、昨年4月に廃止されてしまいましたが、同じように長い踏切として有名でした。末期はどんどん通れる時間が短くなり、最後はなんと6時から21時まで通行止で、早朝と深夜しか使えませんでした。
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昼間は警報機・遮断機は普通に作動していて、電車が通らないとき踏切の遮断機は開くのですが、道路は柵で完全に閉鎖されて通れず、息子は「渡れない踏切」と呼んでとても面白がっていました。
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旅や鉄道が好きな父が、家族といろいろなところに出かけています。よろしくお願いします。



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