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家族でいく現代の阿房列車 Stories of "Aho" Railfan from Tokyo
鉄道は、たくさんの人たちをつないでくれる「道」だと思います。 This is a blog about railways in Japan and around the world by an enthusiast.
留学生と筑波山へのハイキング
息子と東京の大学院に留学している各国からの学生達のハイキングクラブの仲間という面白い組み合わせの総勢11名で、筑波山にハイキングに出かけました。

秋葉原駅に集合し、つくばエクスプレスとバスを乗り継いで、筑波山のつつじが丘に着きます。留学生たちは、つくばがどんなところで、食べ物の名物は何かといったことに興味を持ちます。研究施設が集まる計画都市である一方、筑波山麓は神社などの歴史があるということは言えますが、有名な食べ物となるとなかなか難しいところです。山麓の梅林もまだ見ごろなためか、バスは満員で賑わっています。
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つつじが丘からはロープウェイが出ていますが、我々は登山道を歩きます。息子は、留学生達に愛想を振りまき、皆の人気者になっています。息子は英語ができず、留学生達はほとんど日本語ができないのに、なぜか堂々と意思疎通ができているようなのは大人に真似できない子どもの力かもしれません。さっそく、つつじが丘のお店でアイスクリームをおねだりして買ってもらったようです(笑) 天気はよく、眼下には作付けを控えた関東平野の茶色い水田が広がります。春の空はやや霞んでおり、残念ながら東京都心のビルや富士山を見はらすことはできません。もっとも、暖かな晴天というだけで幸運なことです。
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息子は、写真を撮ったりしながらゆっくり進む留学生達の先頭に立ち、元気に歩きます。それでも、だんだん急な岩場が現れるようになるので、さすがに注意しながら息子を抱きかかえて上らないと厳しくなってきます。山頂までの標高差は、約350メートルあるので、4歳児にはかなり歯ごたえのあるコースでしょう。胎内くぐり、大仏岩などの変わった巨石群を過ぎ、小さな神社などを見ながら上っていくと、女体山の山頂に着きます。大勢の登山客で賑わい、足の踏み場を探すのも難しいほどで、青空にはグライダーが舞っています。
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女体山を過ぎたところに、筑波山のシンボルとなっているガマガエルの形をした岩があり、皆でガマの口に向かって石を投げます。そしてケーブルカーが発着する広場に出て、昼食で一休みをします。ムスリムのメンバーも多くおり、彼ら・彼女らの食事は持参のお弁当などで、食後にはきちんとメッカの方角をコンパスで調べて礼拝します。もっともムスリムでも、礼拝する人としない人がいるのでそのあたりの詳細はよく分かりません。
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食後、もうひと頑張りして男体山の山頂にも上ります。往復30分くらいの手軽さで、一部の疲れたメンバーは、その間、下で待っていることにします。若干の岩場があり、昨年末に息子と2人で来たときは難所に感じました。しかし今回は、女体山の手前の上りがずっと厳しかったのと、息子の運動力も成長したのか、そのときに比べればだいぶ楽に感じました。
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ケーブルカーで下ってから、帰り際に、山麓の梅林も訪れました。梅茶を無料で飲むことができ、軽い塩味はスープか吸い物のようで、留学生にもおいしかったようです。3月半ばで、花は少し散り始めていたものの、まだ紅白の色合いを楽しむことができました。
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テーマ:子連れ旅行 - ジャンル:旅行

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