寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」(東京~出雲市・高松)は、みなさんに語り尽くされている列車ですが、ここでは家族旅行で乗ることについてお話しします。特に子供たちにも人気のある列車ですし、かつての寝台特急の末裔として、活躍してほしいですね。
(朝6時半頃の岡山駅にて、「出雲」「瀬戸」の分割作業はファンに大人気です)
【切符の予約】
まず、最初の関門になります。複数の客室が必要な家族旅行でしたら、なおさらです。
発売は乗車日の1か月前の10時です。駅のみどりの窓口や旅行会社で購入するのが安心です。満席でも、キャンセルを狙って空きが出るまで足を運ぶという古くからのやり方もありますが、手間がかかります。
ネット予約で対応しているのは、JRおでかけネット(JR西日本)になります。オンラインですので、1か月前の10時にすぐ接続したり、何度でも好きなときに空席確認をすることができます。「サンライズエクスプレス」の専用ページもあります。
ただし、おでかけネットはJR西日本のサイトですので、東京など関東エリアから乗る場合、現在、切符の受取が一部の駅のみどりの窓口や指定席券売機でしかできないという不便さがあるようです。下記サイトなどから、詳細はよく確認されてください。
なお、えきねっと(JR東日本)での購入は、2021年10月現在できません。
【客室の選び方】
サンライズエクスプレスは、様々なタイプの客室があって、子連れ旅ですと組み合わせが少し悩ましいかもしれません。私の例を紹介します。
家族4人で2018年1月に四国に出かけたときは、A個室(シングルデラックス)に、妻とまだ小さかった次男が添い寝をしました。ベッド幅は88センチなので、子供と一緒だと十分な広さではありませんが、次男を一人部屋で寝かせることもできなかったのでこのようになりました。私と長男は、それぞれB個室(シングル)を使いました。
また、2016年1月に関西から長男と帰ってきたときは、2人で割安なノビノビ座席を使い、しかも大阪から夜も遅い22時24分に臨時の「サンライズ出雲92号」に乗り込むという、すこし大変なプランでした。
今年の2021年4月、出雲市から長男と帰ったときは、B個室(シングルツイン)の2段式ベッドを使いました。
【乗り心地】
私は鉄道ファンなので、どんな列車でもだいたい楽しい気分に浸れます。1回だけ乗ってくれた妻に聞いてみると、「一晩じゅう揺れっぱなしで船酔いみたい、二度と乗りたくない」という酷評です(笑)
子供たちは、個室だったり夜通しで列車が走ることが面白いのか、好意的みたいです。
【いろいろな行先(山陰、高松、岡山以外)、今も生きるブルートレイン?】
サンライズエクスプレス(東京発21時50分)は山陽新幹線との接続が良く、例えば下りでしたら岡山に6時27分に到着してから、「みずほ」号に乗り換えて広島に7時25分、博多に8時28分、鹿児島中央に9時46分と、便利な時間に着くことができます。
かつてのブルートレイン「あさかぜ」(東京~博多、下関)、「はやぶさ(旧)」(東京~西鹿児島)のような使い方ができるということですね。
なお、上り便は大阪に0時33分に停車するので、夜が遅すぎて家族旅行には向きませんが、東京への最終列車的な使い方も一応できます。
"Sunrise Izumo and Seto" This is an attractive overnight train in Japan.
Some facts:
- Izumo goes to Izumo Taisha which is traditionally a sacred shrine.
- Seto runs a long bridge over Seto Inland Sea which connects Honshu and Shikoku Island.
- Series 285 EMUs are mostly consists of individual sleeper berths (single or double, several types).
- Japan had once around 50 or so sleeper services (Blue trains) but currently Sunrise only remains as a regular one.
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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行
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