夜行列車というと、古い車両で細々と運行している時代遅れな印象がありますが、この時代にオーストリア連邦鉄道(ÖBB)は、国際夜行特急のナイトジェットの各系統へ、大規模な新車投入によるテコ入れを行おうとしています。
【報道】 (ÖBBが新型夜行列車20編成を発注ー2021年8月10日)
(ÖBBが新しい夜行列車に7億ユーロを投資ー2021年5月26日)
具体的には7両のユニットを20編成、ジーメンス社に発注済だそうです。その7両は、廉価な座席車2両、クシェット(ほぼ日本のB寝台に相当)3両、寝台車(A寝台に相当)2両の構成からなり、2023年春から運用される計画になっています。
クシェットはプライバシーを保証するカプセルホテルのような個室で、各客室ごとに荷物ロッカーや充電コンセントを備え、鍵がかかる仕組みとのことです。また寝台車は、トイレやシャワーを備えたデラックスなものになるようです。新車らしく、Wifiも備えているとのことです。
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