2021年はヨーロッパ鉄道年とのことで、コネクティング・ヨーロッパ・エクスプレス(Connecting Europe Express) という特別列車が運行されました。
これが実に壮大な、国際夜行列車です。9月2日、リスボン(ポルトガル)発、10月7日、パリ(フランス)着。36日間で欧州26か国を走破しました。
この列車のパリ着は、COP21(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議、10月31日よりグラスゴー(イギリス)で開催)の約1か月前でした。鉄道が環境や安全面で優れた交通機関であることを、国際社会にも広くアピールする狙いがあるのでしょう。
コネクティング・ヨーロッパ・エクスプレスのウェブサイトを見れば分かるのですが、机上鉄道旅行を楽しむ気分になってその経由地を転記してみます。改めて、その凄さが分かりますね。叶わぬ話ですが、一部だけでも乗るか見るか、してみたかったです。
リスボン(ポルトガル)→マドリード(スペイン)→ボルドー(フランス)→ミラノ(イタリア)→ローマ(イタリア)→ウィーン(オーストリア)→ブラチスラバ(スロベニア)→ザグレブ(クロアチア)→ベオグラード(セルビア)→スコピエ(北マケドニア)→アテネ(ギリシャ)→ソフィア(ブルガリア)→ブカレスト(ルーマニア)→ブダペスト(ハンガリー)→ワルシャワ(ポーランド)→グダニスク(ポーランド)→カウナス(リトアニア)→リガ(ラトビア)→タリン(エストニア)→)→クラクフ(ポーランド)→リュブリャナ(スロベニア)→グラーツ(オーストリア)→プラハ(チェコ)→ミュンヘン(ドイツ)→ベルン(スイス)→ベルリン(ドイツ)→コペンハーゲン(デンマーク)→ストックホルム(スウェーデン)→アムステルダム(オランダ)→ブリュッセル(ベルギー)→ルクセンブルク(ルクセンブルグ)→パリ(フランス)
(参考記事)
スポンサーサイト
|